HOME > Falcomの歩き方 > 空の軌跡 > 「空の軌跡SC」攻略メモ

空の軌跡SC 感想

まず、「FIN」の文字を見た瞬間、ついにやったか!という充実感でいっぱいになりました。FC以上のボリュームで、テンションを下げずに最後までプレイできたことが何より嬉しかったです。100時間を超えるゲームって、大抵、途中でだれてしまうんですよね。それが、「空の軌跡SC」にはありませんでした。少なくとも私は、寄り道しても苦痛でなかった。むしろ脇キャラの意外な一面が垣間見れてサブクエストがとても楽しかったです。

物語については、エステルとヨシュアについては、これで終わりでしょう。でも、「七つの至宝」のひとつしか明らかになってないし、結社はそのまま残ってるし、ケビン神父もヨシュアとは違って「何か」に捕らわれてるみたいだし。極めつけは、カシウスの台詞。時代と舞台を代えて、シリーズが構成されていくことを予感させる終わり方でした。

エステルとヨシュアの物語といいながら、一番気になったのが、アガットとティータ。ふたりには素敵な夜のイベントがありましたから、それぞれの道を歩みながら寄り添っていくんじゃないかな〜。言っても、ティータはまだ12歳ですからね。ラストが両親と一緒の止め絵でしたから、先は長そうです。親子二代、似たものカップルで世界中を回ることになるかもしれませんね。

お気に入りのキャラは、FC・SCをトータルするとオリビエ。ひょうひょうとした性格、強力なアーツ、ホント、頼りになりました。SCだけだとアガット。最初にアガットをパートナーに選んだこともあるでしょうが、細やかな心遣いとか、迷っている様子とか、人間くさい面が魅力でした。シェラザードやジンも過去を抱えていましたが、一番共感できたのがアガットでした。

格好いいキャラとしては、レーヴェ!もうこれは他の追従を許しません。彼が選んだ修羅の生き方を認めることはできませんが、理解はできます。自己利益で動かないところも魅力でした。何をやっても「決まってる」し。その場にいるだけで、テンション上がりっぱなし。最後まで見せ場があって、哀しい結果ではありましたが、人生を貫いた姿に感動しました。レーヴェもカリンを失って人生を狂わされた被害者なんですよね。ヨシュアはエステルと出会って救われたけど、レーヴェには誰もいなかった。哀しいからこそ魅力が引き立つキャラです。

ワイスマンの最期は、あっと驚く展開でした。まさか塩になって崩壊しちゃうとはね。ケビンの実力もわかったし、あのイベントは非常にインパクトがありました。自己都合で思い上がって人間を導こうだなんて、とんでもないワイスマンに同情の余地はなし。「最悪の破戒僧」とはよくいったものです。

それに伴い、ますます謎が深まったのがケビン。星杯騎士第5位という誇り高い地位にいるけれど、ケビンの本意ではなさそうなんですよね。使命は果たすけど、喜んで仕事をしているわけではない。嫌がってるとかではなくて、任務をこなしてるうちにそうなってしまったという感じ?だからこそ彼も太陽のようなエステルに惹かれたのだと思います。人生の闇を知らないエステルは、すごく貴重な存在ですね。そういう娘に育てたカシウスはやはり偉大な父親です。

戦闘は、いわゆる力押しでは勝てない仕組みになっていて、それが一筋縄ではいかず、もう大変!まず、ぶつかって敵の性質を見極めてから攻略する戦法は、DOS時代のゲームではよくあったけど、最近のアクション系ゲームにはないパターンですから、とまどった人も多いのではないかと思いました。「天眼」で敵情報を読んで、弱点を突いたり、耐性装備に変更したり、雑魚戦といえど手抜きできませんでした。何度石化されたり即死させられて泣きを見たことか。セピスもふんだんにあるわけではないので、戦闘メンバーを代える度にクオーツも付け替えて。入れ替わりの激しかった第三章の王都は、イベントが進む度に思わずロードしたくなりました。勢いで進めましたが、戦車戦は辛かったです。しかもそのあと、ヨシュアに移ってミュラー戦でしょ。気力が充実してないと勝てないですよ。

1周目をクリアして、そのまま2周目に突入できたってことは、何度もやりたくなるゲームという証拠。これだけのボリュームですから、普通は放心してすぐに起動できないと思います。敵の攻略方法や効率的なレベルアップ方法がわかっているので、1周目よりかなり短時間でクリアできると思いますが、それでも40時間はかかりそうだな…。今度はシェラザードと組んで、台詞の変化を楽しみたいと思います。でも、アガットと組んで実感したんですが、私はアーツ戦より肉弾戦の方が向いているらしい(笑)。アガットに習って、エステルは攻撃力、機動力重視、アーツは補助に育てました。予定では、アガットを補うためのアーツ系に育てるはずだったのに。シェラザードと組んで、どう変化するか自分でも楽しみです。

「空の軌跡SC」は、概ね楽しくプレイできました。サブクエストを全部こなして、街の人のミニイベントを追っかけ、本を集め、レシピを増やし、魚を釣り、とやることてんこ盛りでとても充実しています。しかもそれが強制でないところがいい。シナリオも戦争の悲劇、児童虐待、人間の弱さといった重い面をうまく盛り込んでいたと思います。「人と人の間にあってこそ人間として歩める」人生でありたい。ワイスマンの考え方を正面から否定できる、エステルの前向きな姿勢は大いに学びたいです。人と人との関わり合いが稀薄になりがちな現代に一石を投じる作品だと思います。

クリアデータ

遊撃士ランク:A級
依頼達成数:91
獲得BP:382
戦闘回数:1794
勝利回数:1791
戦闘不能回数:6
逃走回数:1
プレイ時間:約121時間

HOME > Falcomの歩き方 > 空の軌跡 > 「空の軌跡SC」攻略メモ