砂漠の果てに

主な登場人物

ミタンニ王国王女ムトネドイェメト
【名前】 ムトネドイェメト
【愛称】ムト
【出身と階級】ミタンニ王国の王女
【人物紹介】 父王トシュラッタから「王国の名誉を継ぐ者」として可愛がられて育つ。
フリ人の王アルタタマから奇襲を受けた王都ワシュカンニを脱出して、一旦は敗走中のミタンニ軍に合流するが、王国の名誉を守るため、下級兵士のザナと共に砂漠を越えて姉タドゥ・ヘパの嫁ぎ先であるエジプトへ向かった。
馬術に巧みで語学にも堪能。行動力にあふれる女性。
エジプト王国第一王妃アンケスエンアメン 【名前】アンケスエンアメン
【愛称】アンクエス
【出身と階級】エジプト新王国第18王朝アクエンアテン王の第3王女。
【人物紹介】 父王の死後もアテン神を信仰し、アメン神団と対立している。
現ファラオ・ツタンカーメンの第一王妃(正妃)。
ツタンカーメン王の死後、ヒッタイトに送った2通の書簡が、両国間にくすぶっていた争いを長い戦争へと駆り立てることになる。
聡明で知的で誇り高い王女。
砂漠の王子ザナンザ 【名前】ザナ
【出身と階級】ミタンニの下級兵士
【人物紹介】王都の脱出に際してサライが手配していた馬の扱いに巧みな兵士で、ムトネドイェメトの従者として共に砂漠を越えてエジプトに向かう。
下級兵士に持てるはずのない鉄剣を帯びており、国外の情勢にも詳しい。
彼の正体は、ヒッタイト帝国の第4皇子ザナンザであった。
ホルエムヘブ将軍 【名前】ホルエムヘブ
【出身と階級】エジプトの将軍
【人物紹介】規律を重んじ、諸外国の事情に詳しい。
アメン神官団の横行を苦々しく思いながらもエジプトの弱体化を防ぐため国政に参加している。
閉鎖していた旧王都アケトアテンでムトネドイェメトと出会い、自己の目的を常に自問することになる。
繊細な少年王ツタンカーメン 【名前】ツタンカーメン
【出身と階級】テーベ出身の王子。現エジプトのファラオ
【人物紹介】 アンケスエンアメンとは幼なじみの気弱な青年。
アクエンアテン王の死後、アンケスエンアメンを正妃に迎えエジプト王に指名された。
アンケスエンアメンを愛するが故にアメン神官を敵にまわし、王として窮地に立たされた。
ラムセス 【名前】ラムセス
【出身と階級】エジプト軍の歩兵部隊を預かる最年少の隊長。
【人物紹介】敬愛するホルエムヘブ将軍からエジプト滞在中のムトネドイェメトの身辺警護を命じられ、渋々引き受ける。
騎兵隊長のライアと親友。
エジプト軍騎兵隊長ライア 【名前】ライア
【出身と階級】エジプトの国境守備騎兵隊長
【人物紹介】 機転の良さはホルエムヘブからも一目置かれている。
ラムセスの親友。
有力貴族の娘であるルーヤとの恋愛は部下の間でも謎とされている堅物。
後に騎兵将軍として名を馳せる。
優秀なる女官 【名前】サトラー
【出身と階級】エジプト人でムトネドイェメト付きの侍女。
【人物紹介】元カルナク神殿の巫女見習いでアメン神官長ネブがムトネドイェメトを牽制するために侍女として後宮に送り込まれた。
実はホルエムヘブが以前にカルナク神殿に送り込んでいた間諜であり、やがてムトネドイェメトのよき相談相手となる。
ライアの従姉妹。
弓の名手として知られ、ムトネドイェメトの護衛も兼ねている。
若き日のムルシリ2世 【名前】ムルシリ
【出身と階級】ヒッタイト帝国皇帝シュッピリウマの第3皇子
【人物紹介】 皇太子アルヌワンダとともにオリエントの覇権を目指す。
戦上手だが、戦場で功績をあげるより、策略を持って成果をあげる方を好む。
ヒッタイト帝国最大の皇帝と名高い、後のムルシリ2世。

Illustration by NARUMI様&れいり様


<その他の重要人物>
■サライ
バビロニア王国出身の家庭教師。
ミタンニ国王トゥシュラッタからムトネドイェメトの守り役を命じられている。

■マッティワザ
ミタンニ王国の皇太子。
故国滅亡に際しバビロニアへ亡命を図るが、のちヒッタイト帝国の皇女を娶り王都ワシュカンニを奪還する。

◆ネフェルティティ(タドゥ・ヘパ)
エジプト王アメンホテプ3世の側室として嫁いできたミタンニ王国の王女。
アメンホテプ3世の死後、アメンホテプ4世(後のアクエンアテン王)の第一王妃となる。

■アルヌワンダ
ヒッタイト帝国皇太子。後のアルヌワンダ1世。
ヒッタイト帝国をオリエントの覇者とするべく弟ムルシリと遠大な計画を練っている。

◆ルーヤ
エジプトの貴族の娘。騎兵隊長ライアの妻。
母方の実家は商家であり、オリエント各国に手広く隊商を派遣している。

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